こんにちは。

以前から肩の痛みがあり、日本ではシップを病院でもらったり薬局で購入したりしてました。
そこで、詳しい方がいたら教えて頂きたいのですが、
ドイツで湿布の代わりになるようなものは、あるのでしょうか？
薬局でＶｏｌｔａｒｅｎという、ｼﾞｪﾙｸﾘｰﾑを買ってみましたが、湿布のほうが自分には効果がありました。
そういえば、気のせいか、ﾄﾞｲﾂで首や肩などにｼｯﾌﾟをしてる人は見たことないです・・・ドイツ人の皆さんはどうしてるんでしょう・・・

内服の痛み止めもありますが、胃が弱いので、できれば外用薬で対応したいと思ってます。
湿布もしくは、湿布の代用になるものがあれば、教えてほしいです。

よろしくお願いします。

塗布薬 Voltaren、Diclofenac-ratiopharm Gel や湿布薬 Voltaren Wirkstoff-Pflaster の主成分 Diclofenac-Natrium は、皮膚から血管に吸収されて胃を荒らします。

患部を温める湿布薬（ThermaCare Nacken-Schulter-Arm、Hansaplast Med ABC Wärmepflaster）、薄荷油やメントールにより患部を冷やす塗布薬、植物性の内服薬（Doppelherz Aktiv Glucosamin 600、Teufelskralle ratiopharm、Traumeel S）等なら、胃への負担はありません。

筋肉痛の場合には、リューマチや筋肉痛に効果のある薬用浴剤での入浴や、理学療法（マッサージ、リハビリ体操 Krankengymnastik） も有効です。理学療法は、以前は医師の処方箋があれば健康保険負担で受けられたのですが、最近は、公的健康保険組合は、肩凝り・腰痛の理学療法には、処方箋は出さない傾向があるので、私費負担になるかもしれません。

但し、肩の痛みでも、筋肉痛ではなく、肩関節の軟骨部分の石灰化による炎症の場合には、塗布薬・湿布・入浴を含め、温めるのは逆効果で、氷で冷やす方が効果的。

ですので、整形外科での診察とレントゲン検査をお勧めします。軟骨の石灰化が原因の炎症なら、副腎皮質ホルモン Kortison の注射や、超音波 Ultraschall、電気刺激 Reizstrom 等の治療法があります。注射には稀に副作用もあり、痛みが治まるのに、時には1年位掛かります。

自宅で自分で出来る治療としては、TENS-Gerät による刺激療法がお勧め。筋肉痛にも、石灰化による炎症にも効きます。私は Sanitas の SEM 40 を愛用しています。

こちらはVoltarenのような塗薬が主流ですよね。私も最近あちこちが痛く、塗薬をつけるのですがベタベタするので不便さを何時も感じていました。この前、薬局でこういうのを見かけました。こちらにもはるタイプがあるんだと思ってみていたところです。まだ使ったことないので効果の程は分かりませんが。。。一応、ご参考までに。
http://www.apodiscounter.de/thermacare-nackschultarme-auflage-zur-zum-schmerzl-p-2510.html

これなんかは日本の湿布薬により感じがにていますよね。効果の程はわかりませんが。。。http://www.apodiscounter.de/hansaplast-med-abc-waerme-pflaster-sensitiv-p-2328.html

私は肩こりじゃないので使用した事は無いのですが、韓国人の知人が肩こりが酷くて薬局に相談したら、湿布薬をすすめてくれて韓国のより効いたと言っていました。メーカーなどを聞かなかったのですが、一度相談してみたらいかがですか？

ドイツの湿布薬 Pflaster は、Voltaren Pflaster 以外は、温湿布が多く、日本のサロンパスのようなメントール系のものは見たことがありません。メントール系の外用薬には、ジェルやクリーム等の塗布薬の他、Franzbranntwein を主成分とするスプレー式のものがあり、これならべたつかずに済みます。

dm 等で安く売られている中国産の薄荷油 Minzöl 原液をロールオン式の容器（dm の Kopfschmerz Roll-on の容器等）に詰め替えて塗ると、薄荷油やメントール入りの塗布薬・湿布薬より強烈で、肩凝り・腰痛・頭痛等に即効性があり、べたつかず、経済的です。但し、香りも強烈で周囲に迷惑を掛ける惧れがありますのでご注意。Minzöl と Franzbranntwein を半々に混ぜて塗るとより経済的で、香りも効力もマイルドになります。

Voltaren の内服薬は、胃を守る成分が配合された voltaren resist でも、外用薬として皮膚の血管から成分が吸収される以上に胃を荒らしますが、内服薬でも、前述の植物系の薬の他、Tetrazepam, Musaril 等の商品名で売られているものは、胃に負担を掛けることなく、筋肉痛を和らげます。但し、筋肉の弛緩作用と、痛みに対する感覚を鈍らせる作用の副作用で、眠くなることがあるので、服用後に車の運転や機械の操作をすると危険なことがあります。

若い世代の方で、慢性的肩凝りの場合には、恐らくは筋肉痛だと思うので、温湿布も効果的ですが、四十肩、五十肩で急に激痛が走る場合には、炎症を起こしていて温湿布が逆効果になる場合が多いので、くれぐれもご注意。

温湿布は、患部を温めて血行をよくして筋肉の凝りを解すだけなので、ドイツではむしろ、温湿布より肩用の湯たんぽの方が普及しているようです。

皆様、たくさんの情報、ありがとうございました。
大変勉強になりました。
探せばいろいろあるのですね。薬局などで聞いていろいろ試してみようと思います。

私も治療中、さん、
Samitas EMS４０、ネットでみて、とてもよさそうだし安価だったので、私も注文してみました！届くのが楽しみです。

どうもありがとうございました！

ネットでお気づきだと思いますが、Sanitas EMS 40 の通電用パッド Elektroden は消耗品です。説明書には、使用後はパッドの粘着部分を水拭きし、元通りに透明プラスチックに貼り付けて保管、とあります。

使用後、すぐに手入れしないで放置すると、粘着部分がカラカラに干乾びて、肌にうまく貼り付かず、通電しなくなります。水拭きする際に濡らしすぎると、パッド部分が脆くなり、コードを取り付けるスナップボタン部分がパッドから取れてしまい、これまた通電しなくなります。（瞬間接着剤で補修することは出来ます。）

私は、濡れティッシュを更に水で濡らし、使用後のパッドを拭いていますが、気をつけて手入れしても、粘着質のジェル部分が剥がれてボロボロになると、粘着力と通電力が落ちます。

私の場合には、Sanitas EMS 40 2台（パッド8枚）を一度に使って、肩凝り・腰痛・頭痛を同時に治療するためか、パッド4枚×4組を交代で使い、10ヶ月足らずの間に、そのうち2組はかなりボロボロになっています。それでも、使い捨ての湿布薬よりは安上がりかもしれませんが。

パッドの粘着力が弱まってくると剥がれ易くなるので、通電中はあまり動かない方が得策。電気刺激治療 Tens の他、マッサージや筋肉トレーニングなどさまざまなプログラムがありますが、私はいつも、寝る時に Tens のプログラム5を90分掛けて寝ます。コリがほぐれて、いい気持ちで安眠できます。

外出中は、ボタン型乾電池内臓の本体とパッド一体型単一プログラムの Tens 機器 beurer EM 10 Mini-Pad Body を携帯し、どうしても痛い時には15分単位で通電治療します。Sanitas EMS 40 程の効果はありませんが、肩や腰に貼って使っても、着衣状態では外からは分からず、仕事・通勤中でも使えます。

私も治療中さん

使い方など、詳しいご説明ありがとうございました！とても参考になりました
お礼が遅くなってすみません
やっと手元に届きました。
思ったよりも小型で使いやすく、気に入りました。しばらくこれで様子を見ようと思います。

お互いに早く良くなると良いですね
大変おせわになりました！